
【台湾林業】台湾で! 現場指導と座学講義をしました!
台湾は機械化林業が始まろうとしているところ。
富士岡山運搬機も少しお手伝いをしています。
台湾で取付、納車したプロセッサ(GP35V)とスイングヤーダ(TW302)をお披露目した1ヶ月後、実際に機械を使う民間の素材生産業者様に、運転操作指導を行いました。
アタッチメントの取付と納車の様子はこちら↓
【台湾】スイングヤーダ(TW302)とプロセッサ(GP35V)を取り付け、納車いたしました!
お披露目の様子はこちら↓
【台湾林業】プロセッサ(GP35V)とスイングヤーダ(TW302)をお披露目!
現場指導
今回は、日立建機日本の林業担当と、素材生産をされている当社のお客様2名をお連れし、実践的な指導に当たっていただきました。
前回は政府の方々向けの機械能力の説明がメインでしたが、今回は実際に機械を使う民間素材生産業者の方々向けの指導を行いました。
操作方法はもちろんですが、機械を設置するために適した場所の選定方法や架線を張るためのポイントを一日掛けて説明しました。
日本に負けず劣らず急峻な山を、スギより硬いコウヨウザンに手こずりながら、ワイヤーを持って下って登って......。
現場でしかできない、充実した研修になりました。

スイングヤーダは集材効率を上げる非常に便利な機械ですが操作する上で危険もはらんでいます。
「安全第一」を合言葉に、わかりやすく懇切丁寧に指導していただき、今後は現地の方だけで安全な作業が出来るようになったと思います。
別の現場では、山林火災があったため皆伐した山を事例に、どのような道を付け、どのような森林のサイクルを作っていくか、ディスカッションも行いました。
あらゆる考え方や施業方法を知っていただき、最適なものを選んでいただけると幸いです。

座学講義
今回は座学の研修も行いました。
まずは素材生産者様向けに機械化林業の歴史、スイングヤーダを用いた集材方法等についての講義、その他全般的な質疑応答を行いました。

また、別日には日立建機日本の林業担当者に、国立宜蘭大学の学生向けに「日本の機械化林業について~最新の林業機械~」と題した講義をしていただきました。
立見の学生さんもいる程の超満員で、最終的には90名越え!
機械化林業への関心の高さが分かる、貴重な機会でした。

機械化林業
台湾は約30年間木材の伐採が禁止してきました。
今後林業が再開されれば、日本同様、機械を使った林業が主流になると思われます。
日本も本格的に林業の機械化が始まったのは約30年前です。
機械化が進み素材生産量は増えましたが、大型機械のための広い作業道を入れることで土砂災害が誘発されたり、機械管理不備による機械火災が発生したり、機械化林業が進んだが故の課題も多くあります。
現在の日本の機械化林業の課題を教訓として台湾独自にルールを作り自然を守り持続可能な林業を展開していくことが理想です。
今回講師をしてくださった皆様には改めて御礼を申し上げます。
富士岡山運搬機は、微力ではありますがこれからも台湾林業の発展を応援してまいります。
再見!(ザイツェン!)

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