
【徹底解説】地引ウインチとはここが違う!松本システム「MSE-HW58SDL-R」の実力|SWシリーズとの比較も
先日、鳥取県のお客様へ、林業仕様の油圧ショベルを新車納入いたしました。
今回納車したのは、日立建機のZX135US-6(グラップルパッケージ)です。
グラップルに加え、今回は少し変わったアタッチメントも搭載しています。
それが、松本システムエンジニアリングの「MSE-HW58SDL-R(ウインチロボⅥ型)」です。
一見すると、地引ウインチのように見えますが、実はこれ、スイングヤーダなのです。

「地引ウインチと何が違うの?」「SWシリーズ(イワフジ工業製などの専用機)と比べてどうなの?」
今回は、そんな疑問にお答えするため、納入した実機をもとにその性能を徹底解説します!
1. MSE-HW58SDL-R(ウインチロボ)とは?
「スイングヤーダ」と聞くと、イワフジ工業のSWシリーズのような、ボディ横の大きなドラムが付いた姿をイメージされる方が多いと思います。
それに比べると、このMSE-HW58SDL-R(ウインチロボ)は、ブームに装置が付いただけのシンプルな見た目。
「地引ウインチじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし、サブドラムが付いているため、スイングヤーダとして空中にワイヤーを張り、材を運ぶことができます。
見た目はシンプルですが、正真正銘スイングヤーダなのです。

2. イワフジ工業「SWシリーズ」(スイングヤーダ)との違い
それでは、いわゆるよくあるスイングヤーダ(イワフジ工業_SWシリーズ)とは、どのような違いがあるのでしょうか?
それはずばり、集材できる距離です。
| SW-302 | MSE-HW58SDL-R | |
| 集材可能距離 | 中~長距離(200m程度) | 短距離(80m程度) |
| 価格 | 高価 | 比較的安価 |
SWシリーズ(イワフジ工業)は、太いワイヤーと強力なウインチで、最大200m先から大量の木材を集めることができます。
一方、今回納入したMSE-HW58SDL-R(松本システムエンジニアリング)は、100m以内の近距離を集材することに特化しています。
これは、一般的な地引ウインチとあまり変わらない距離です。
巻けるワイヤーの長さの違いなので、サブドラムの大きさの差がそのまま反映されます。
集材範囲が小さい分、価格もSWシリーズと比べれば安価です。
SW-302(イワフジ工業)(スイングヤーダ)
3. 地引ウインチとの違い
では、そもそも地引ウインチとスイングヤーダは何が違うのでしょうか?
決定的な違いは、搬器(キャリッジ)が動力で往復できるか、つまり「ドラムの数」です。
【地引ウインチ】
・機能: ワイヤーを巻いて「引く」だけ。
・作業: 丸太を引きずるため、地面や材を傷めやすい。また都度、ワイヤーを持って材のある場所まで戻らなくてはならず、重労働。
【スイングヤーダ】
・機能: メインドラムに加え、サブドラムを搭載。先柱を設置することで、ワイヤーが行って戻ることができる。
・作業: 搬器(キャリッジ)を使って丸太を少し浮かせて集められる。また、空の搬器を動力で山へ返すことが可能なため、ワイヤーを引っ張って行く必要がない。
NSW-30(オカダNANSEI)(地引ウインチ)
まとめ:適材適所のマシン選びを
今回ご紹介したMSE-HW58SDL-Rは、「地引ウインチの手軽さ」と「スイングヤーダの機能」をいいとこ取りしたような機械です。
「小規模な現場が多く高額な設備投資はできないが、地引ウインチは大変」、「なるべく地面や材を傷つけずに集材したい」という方にオススメです。
現場の大きさ、班の人数、お望みの施工方法、既に保有されている機械、予算などから最適な機械をご提案いたします。
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