【納入事例】林業に排土板は必須か?ZX135USK-7で実践する「負荷をかけない」機械選び|兵庫県宍粟市 中尾商店様
先日、兵庫県宍粟市の中尾商店様へ、日立建機「ZX135USK-7」の中古機をベースにした林業機械を納入いたしました。
中尾商店様にとっては、今回が初めての林業機械のご購入でした。
初めての導入ということでご不安もあったそうですが、地元で修理をされている方からのアドバイスもあり、当社でのご購入を決断いただきました。
今回の納入事例では、林業の現場で一般的な「排土板」に対する考え方について、お客様の実際の運用を踏まえてご紹介します。
1. 「排土板レス」を選んだ理由と、機械への負荷
林業の現場、特に道付け作業においては、機体を安定させるために排土板付きの機械が好まれる傾向にあります。
中尾商店様も当初は、排土板が無いことによる作業時の不安定さに不安を抱えておられました。
しかし、最終的に選ばれたのは排土板を持たない「解体仕様機」です。
その理由は、「機械に極力負荷をかけずに、大切に使いたい」というお客様の考え方にありました。
排土板で機体を固定して作業を行うと、足元が安定する反面、無理な力がかかった際に力が逃げず、機体そのものに負荷が蓄積しやすくなります。
あえて排土板レスを選択し、機械に無理な負荷をかけない範囲で丁寧に作業を進めることは、結果として機械の長寿命化に繋がります。
実際に現場で使用された後も、「排土板レスでも問題なく作業できている」とのご感想をいただいております。
2. 汎用性を高めるアタッチメントと、運用上の工夫
今回は、現場での利便性を最大限に高めるため、以下の新品アタッチメントと自社での架装を施しました。【仕様内容】
- フェラーバンチャ(ハイブリッドバケット_OHB120-2(オカダアイヨン))
- ウインチ(NSW30_オカダアイヨン)(VGR-4付)
- ブレーカー(TOP120_オカダアイヨン)
- クイックヒッチ(OKロック_オカダアイヨン)(ホワイト塗装)
フェラーバンチャ(ハイブリッドバケット_OHB120-2(オカダアイヨン))
VGR-4(バーチカルグリットローラー(オカダアイヨン))※VGR-4の詳細はこちら
ブレーカー(TOP120_オカダアイヨン)
- 右前方サイドガード(当社製作)
- 専用工具ボックス、グリスガンホルダー(当社製作)
専用工具ボックス(当社製作)
グリスガンホルダー(当社製作)
クイックヒッチを導入したことで、道付け用のバケット、岩盤掘削用のブレーカー、集材用のフェラーバンチャの交換が容易になり、作業効率が大きく向上しています。
一方で、クイックヒッチとフェラーバンチャを同時装着しているため、標準機よりも機体のヘッドが重くなります。
これについても、中尾商店様は「木材を掴んだ状態で旋回する時はバランスに注意している」と、機体の特性を理解した上で安全に運用されています。
多少のフロントヘビーという懸念よりも、アタッチメント交換時の利便性の高さが上回る結果となりました。
3. 山林現場でのストレスを軽減する「尿素レス」
ベース機となったZX135USK-7が選ばれたもう一つの大きな理由が、「尿素レス」かつ「低稼働機」であったことです。
山林の現場において、尿素水(AdBlue)の補充や管理は作業者にとって手間となります。
当社ホームページに掲載後、すぐにご連絡をいただいたのも、この「尿素レスの低稼働機」という条件が現場のニーズに合致していたためです。
納入後も、尿素の補充を心配することなく、パワーや操作面でも問題なくご使用いただいております。
まとめ:運用方針に合わせた機械選び
林業だから必ず排土板が必要、というわけではありません。
中尾商店様のように、機体のバランスに気を配り、過度な負荷をかけないという「オペレーターの意識」があれば、排土板レス機でも十分に現場で活躍できます。
当社では、一般的な仕様にとらわれず、お客様の現場での使い方や「機械をどう運用していきたいか」に合わせたご提案を行っております。
機械導入や、仕様に関するご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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